シロアリは高温多湿の場所を好み、おもに建物の木材を食害します。
建物の内部を食害するケースがほとんどです。
そのため内部の被害状況に気づきにくいことがあります。
次のような特徴がある場合は注意が必要です。
≪壁や柱から空洞音がする≫
壁や柱の内部が被害に合うと、スカスカ状態になるため、
壁を叩いた際にポコポコと空洞音がする
≪ドアの建てつけが悪い≫
ドア近くの木材をシロアリが食べると枠組みがゆがんでしまい、
これまでスムーズに開け閉めできていたドアがしっかり閉まらなかったり、
途中で引っかかったりする
≪床がきしむ・ふかふかする≫
基礎の床板の木材が食害にあうと、
木材の耐久性が弱くなり 床がふかふかと柔らかくなったり、キシキシ音がなる
被害にあいやすい場所
・キッチンや浴室など水まわり ・畳や床下周辺
・玄関まわり ・ウッドデッキや建物の周辺
特にキッチンや浴室などの水回り周辺の壁は湿気を多く含んでいるため、
被害を受けやすいとされています。
気付かないうちに被害が拡大するケースもあるため、
日頃から異常がないかを確認することが大切です。