6月~7月に発生する羽アリの代表はイエシロアリというシロアリです。
日本で最も一般的なヤマトシロアリはシーズンが終わっていますので
この羽アリの可能性が高いでしょう。
イエシロアリは西日本の沿岸地域が中心で温暖な地域でしか活動できません。
東海地区でも海岸沿いの地域での発生が確認されています。
特に梅雨の時期に多く発生し、
時間帯は夕方から夜にかけて群飛するのが一般的です。
この時期、街灯や住宅の光に導かれて群がる光景がよく見られます。
羽アリを家の中や周辺に見かけたときは、
「外からやってきた羽アリ」と
「家の中から出てきた羽アリ」の2パターンが考えられます。
イエシロアリは、巣のサイズにも異なりますが大きいもので
個体数100万匹に達すると言われています。
また、その食害スピードは速く、家への被害はひどくなりやすいです。
この時期に乳白色の羽アリを見かけたら要注意です!!