シロアリの生息密度まで詳しいところを把握するのは困難ですが
シロアリが多い場所は少なからずあります。
九州や四国、中国地方を中心とした西日本は
被害発生率が高い傾向にあります。
これは、シロアリが暖かく湿った場所を好むためです。
しかし、近年は気温の低い地域にも被害が拡大しており、
理由としては、地球温暖化の影響や住宅構造の断熱性が向上したことで、
寒い地域でもシロアリが活発に活動できるようになっていることが挙げられます。
長い年月を経て徐々に寒冷な気候に適応し、生息域を拡げてきています。
暖房設備が整った建物が多いため、室内を暖めることで床下に暖気が伝わり、
シロアリの活性化に繋がる可能性や外気との温度差で生じる結露や湿気なども
シロアリ被害の要因になるのです。
シロアリというと、自然が豊かな場所に巣を作っているイメージがありますが、
実際はどこにでも生息しています。
・シロアリの予防処理を定期的におこなう
・餌となる廃材などは処分する
・ジメジメした環境を作らない
上記のような、日頃からできる対策を是非心がけてみてください。