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2025.07.01

シロアリの階級

『社会性昆虫』と言われているシロアリですが、階級によって役割が決められています。

≪職蟻≫
巣の構築、食料の採取、卵や幼虫の世話などの作業を担う働きアリで、

木材を加害するのはこの職蟻です。

巣の中の約95%以上はこの職蟻で構成されています。

シロアリのコロニーの大多数を占め、巣の活動を維持する重要な役割を担っています。

兵蟻
名前の通り、兵隊蟻として外敵から巣を守る役割を担う役割を担っています。

特有の頭部の形状や顎を持つため、防衛に特化しています。

そのため、自ら餌を取ることができないため、職蟻から口移しで餌をもらいます。

≪ニンフ≫
羽アリになる前の段階で、働きアリと同様の役割を担うとともに、

ニンフは最終的に羽アリか副王・副女王となります。

つまり生殖虫候補です。

副女王・副王
女王や王が死んだり、傷ついた場合に代わりをします。

特に女王の代わりとなる副生殖虫は実質的には女王の「分身」にあたり、

副生殖虫の存在そのものが女王の非常に長い寿命の秘密です。

王・女王
交尾や産卵によって子孫を増やし、コロニーの繁栄を担います。

女王と王は最初に巣を創設したペアとなるシロアリです。

ペアとなってからは巣の中でも最も奥深くの安全な場所で暮らし、

卵を産んで子孫を残す事に専念します。

職蟻や兵蟻などに比べて非常に長い寿命を持つのも特徴です。


このように、シロアリ社会は分業体制により成り立っており、

女王と王を中心とした階層的なピラミッド構造を築いています。

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